配線ショートを起こしやすい場所
(火事になってからでは遅いのです!)

「ヒューズがやたらに多く飛んでみたり、スイッチを入れても、スイッチ自体は正常な上、ヒューズは何処も切れてない‥なんで??」なんて場合がありますね!

こんな場合は大抵の場合、配線がショートを起こしてたり、どっかでコードが切断してたりといった配線系統のトラブルが多いようです。
これってソ〜ト〜危険な状態で車両火災を起こす原因にもつながりかねないので、早急に配線系統の総点検をオススメします。
…でもクルマの配線ってゴチャゴチャしてて、かなり複雑です…
ここでは、ウチのMINIのショート歴(笑)をもとに「ここいらを探せばショート箇所が発見できるかも…」について取り上げて行きたいと思います。
もちろん、ショート箇所を見つけたら、愛車を火事から守る為、適切な配線コードで「リペア&絶縁作業」はきちんとしておきましょうね!

「ショートってなぁに?」っていう方はココをクリックするとヒントがあります。(笑)

 

要チェック!「ショート多発地帯」

ショート多発箇所

ショート発生の原因

メーターやダッシュの裏側

接続不良・絶縁されていない端子

ヒューズボックス周辺

電装品の配線系統による二次的なもの

グリルの裏側

雨天時走行中の漏電・エンジンの熱・振動

ラジエター周辺

雨天時走行中の漏電・エンジンの熱・振動

ギアボックス・マフラー周辺

マフラーの熱によるコード焼け

ルームカーペットの下の配線

雨漏りによる漏電

トランクルーム内の配線

雨漏りによる漏電

 

ショートを起こして、どろどろに溶けてしまった配線
始め、1つの電装機器で使用してた時は全く問題なかったが、電装品が増えるにつれ、適用範囲の電流を超えてしまい、焼けこげてしまった。
タコ足配線の悲しい結末の一例…

メーターの裏側やダッシュボードの裏側にビックリするような配線が施されていることがある
この写真では見えづらいが、絶縁されていない箇所が2〜3箇所ある。

バックランプ系統の配線
御覧のように、バックランプ系統の配線はマフラーの直横を通っているので熱でビニール部分が焼け、ショートを起こしやすい部分になっている。
また、路上の突起物で配線を引っ掛けて切れる事もある。

室内カーペットの下やトランク内の配線
ここに雨水などで水がたまり漏電という形でショートをおこすこともある。
また、MINIのシートは、ちと特殊で座る時にカーペットを踏み付けるような形になる。
こんな所では、コードが潰れてショートを起こす場合が多い…

おしまい…