「カーオーディオ」パワーアップ大作戦!
(MINIへの挑戦…それは、スペースとの戦い)

さて…いっちょ前の項目で、カーオーディオのヘッドユニットの取付について学習してきましたね。ここであなたは、ヘッドユニットまでは無事に取付出来たとします。
でもSONYやアルパインのカタログとか見ていると、CDチェンジャーやらMDデッキやら…しまいにゃ重低音をズンドコ鳴らすためのウーファー類やアンプ類…キリがありません…
「オーディオのオプション付けたい…でもMINIにはスペースが…電装系は大丈夫なの?‥」なんて思ってるヒトって結構多いのでは??
僕のMINIにはその殆どが搭載されています。それでいて総ての電装機器が問題なく作動しています。ここではその電装系パワーアップのカラクリオーディオ機器の設置スペースなど、MINIの限界について紹介していきます。

 

<まずは電装系の強化とそのカラクリ>

一般的な多くのカーオーディオの場合、必要とされる電源には、クルマのキーを回してONにした時に電源が入る「アクセサリー電源」クルマのキーに関係なく常時通電している「バッテリー電源」の2種類の電源があります。
MINIの場合は、国産車に比べるとコード類は強くてもスイッチ類や接続端子が弱いため、多くの電装品を取り付けると、なんらかの電装的障害がどうしても発生しやすくなってきます。これは完璧だと思われる国産車であっても同じ事が言えます。
ウチのMINIはそういう問題に応えるべく、上の図のように30Aリレースイッチを使用し「アクセサリー電源」と「バッテリー電源」を新規に立ち上げてこれに対応させています。

バッテリーから直接引いて来たコード
なるべく太いコードを使用する。
ここでBATTとACCの2系統に分岐させ、
ACC電源の信号線を拾ってリレーをかます。
電源回路は、上の写真のようにバッテリーから運転席まで太めのコードを直接引いてきて分岐させ、片方のコードを「BATT電源」としておき、もう片方のラインは、運転席のダッシュボード周辺からACC電源のモトとなる信号線を探し、それを利用してリレースイッチにかませてから「ACC電源」とする方法をとっています。

 

<カーオーディオユニットの設置スペースの確保>
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