電気溶接をマスターしよう
(コレ覚えると守備範囲が広くなる)

アーク式電気溶接機
火花(アーク)を散らして溶接する所から
アーク式溶接法と呼ばれている。
面などの防護用品と溶接棒もセットで
DIYショップで1万前後で売っている。

溶接というと、高い機械を揃えなくちゃいけないし、危険な上、技術だって難しい・・
ということで案外、敬遠されがち・・
実は僕もその一人でした・・
鉄に穴を開けたり切ったりして加工することは、自分でクルマを扱うモノにとっては日常茶飯事・・
これまでドリルやサンダーや両刀グラインダなんかで鉄に穴を開けたり削ることはできても鉄をくっつける技術はなく、悔しい思いをしたことある方も多いのでは??
僕も何度も悔しい思いをした事があります。今回、必要に迫られて購入したワケですが、ウワサ通り難しいです。溶接をマスターするには慣れと経験あるのみですね。
ここでは安全な溶接機の使い方と上手く溶接強度を確保できるコツなどを紹介します。

情報提供:きむらさん、ひらしたさん、sinopapaさんm(_ _)m

 

<まず説明書を読んでみよう>

何ごとにもそうですが、機械を安全に扱うからには説明書を熟読する必要があります。
というか溶接機については危険な道具なので必ず読んで下さい。
特に溶接は鉄を溶かして鉄を加工します。
鉄の融点って1535度もあるのでこんな高熱の液体が一滴、素足にボタ・・って落ちたらたまったモンじゃありません。
また高電圧を利用しての溶接ですので感電にも注意しなくちゃなりません・・
安全に作業する為にも説明書はじっくり読みましょう。

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<練習前に完全防備しよう>

全身をなるべく覆うようにする
場合によってはかなりの火花(アーク)が飛散するので上下長袖の衣服をつける事!
また、軍手ではなく必ず厚手の絶縁グローブを装着する事!
靴はスリッパやサンダル等は×、スニーカーなどでも良いので必ず足を全部覆うような靴を履く事!

面はこのように片手面と固定面の2タイプがある。
右側のタイプは必ず溶接用の太陽光線を直視できるようなサングラスとセットで使う。
溶接時のアーク(火花)を絶対に直視しないこと!
火花が目に入って失明する可能性だって十分あり、かなり眩しいのでメチャメチャ目に悪いです。

アーク式電気溶接機の仕組みはバッテリーのプラスとマイナスにドライバーなんかを置くと、ショートを起こして火花を散らしながらドロドロに溶ける・・
単純に、この原理を応用したものなのでもちろん高電圧が流れる・・
感電を避ける為に溶接機の電源をいれたら、アースやホルダ、母材などを素手では絶対に触らないようしないといけない。

まだまだ続きがあるよ!