ドラムブレーキのオーバーホール
(ドラムブレーキにおけるブレーキフルード漏れの修理)

<作業録(2/4)>

ブレーキシューを取り除いたら
今度はブレーキシリンダーを取り外す

先にホイールの裏側にまわって油圧ライニングを外し、サークリップを外しておいてからブレーキシリンダーを抜き取る。

取り出したブレーキシリンダー
ブレーキフルードでかなり汚れている。
ブレーキフルードは毒物なので、なるべく口に入れたり皮膚につけたりしないように注意する。

次にブレーキシリンダーを分解する
オイルシールやブレーキピストンなどに傷が付かないように慎重に分解する。

オイルシールを外す時はこのようなピッキングツール(先が丸くなっている)を使用すると傷を付けずに分解ができる。
あと、似たような物としては、毛糸の編み棒とか‥(笑)

分解した部品は湯水で洗う(裏ワザ)
ブレーキフルード自体は水溶性なので水で洗っても問題はない。但し、きちんと拭いて乾燥させることが肝要!
汚れやサビなどがあれば、歯ブラシやクレンザー、1200番あたりのサンドペーパーなどで磨く。磨く時はピストンやシリンダーに傷を付けないように必ず円周方向に磨く事!

洗い終わった部品は必ずブレーキフルードに漬けておく

まだまだ先は長いッス‥(笑)